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京商 1/8 ウィリアムズルノーFW14 (kyosho williams renault fw14) マシンの紹介・・・の巻き [京商 1/8 FW14]

みなさんこんにちは、トレサス企画で~ございます。

過去に1/10のウイリアムズFW14製作計画を記事にしましたが、今回はその続きではなくて私の長年(学生時代からなのでかれこれ25年)の夢だった「京商1/8ウイリアムズルノーFW14」をやっと入手したので紹介していきたいと思います。

まずはその前にこのマシンの概要から紹介しますと・・・この1/8F1シリーズにはEPとGPが存在いたします。私はGPには疎いのでそちらは他のサイト・ブログを検索してくださいね。ではなぜEPとGPを同時にライナップしたのか?当時は同一のシャシーでEP仕様とGP仕様で発売というのは稀でして、要因として私が思うにこのマシンの「大きさ」にあると思っています。80年代後半~90年代前半はEP(540サイズモーター)には能力(動力としての)の限界があったと思われます。このマシンはツインモーター前提の設計ですが、モータ2個でも当時のGPの動力には敵いません。ではGPのみを販売した場合どうなるか?当然「敷居が高くなる」「価格が高くなる」「走行場所の確保」とマイナスの要素が出てきます。となると当然「売れ行きが心配」と京商は考えたのでなないか?と思います。そこで初心者向きという前提でEP仕様を用意して当時の「F1人気に乗っかろう」と思ったのではないでしょうか?今現在となってはEP版というその判断は大正解でして「ブラシレスモーター」という当時では考えられなかった動力と「リポバッテリー」という優れた動力源があります。

そして肝心のボディは「フェラーリ643」「ジョーダン192」と今回の「ウイリアムズFW14」と1991~1992年に登場したマシンラインナップとなっております。

もうちょっと長い期間でマニアックなボディを発売していたら今頃はかなり面白い状況になっていたと思いますが、F1はどんどんレギュレーションが変わってマシンの大きさ・外見が変化していくので同じシャシーでは厳しいのでしょう(それでもシャシーを改良して続けて欲しかった)。

さらに余談ですが京商のリアルF1シリーズは1/18から始まってまして、当時最強のウイリアムズFW11BとマクラーレンMP4/3とロータス99Tという1987年の人気マシン達のラインナップで当時最小の受信機・アンプ一体型のユニットが載っています。ただ残念ながらボディはそれ程の出来ではなくここから1/10サイズのF1に移行していきます。当ブログにてFW14の記事で登場したベースマシンがまさにそれでして、これらは「マクラーレンMP4/5B」「フェラーリF189」と最後に画像で出てきますが、「ティレル020(1/10)」をラインナップしています。そして今回の1/8になってさらにリアルさを増して「フェラーリ643」「ウイリアムズFW14」「ジョーダン192」とラインナップしていきます。このシリーズもって「京商のリアルF1シリーズ」は終了となる訳ですが、その後京商はデアゴスティーニの「フェラーリF1を作ろう」にて4独F1を復活させています。これはタミヤのF201シリーズがあったからでそこから刺激をうけたものだと私は思っています。

これは今大人になってから言える私の願望なのですが、ぜひ京商にはリアルF1シリーズを継続していただきかったと思っています。セナが事故で他界してから一時期F1人気に陰りが見え始めましたが、タミヤは継続して当時のボディを販売しています(f201という異端児もいましたが)。現在でもシャシーがF104にまで進化?してF1シリーズは継続しています。タミヤのF1ならばティレルP34からフェラーリF2012までズラーっと並べていけるという事でして、京商にはその「継続していく心」というのがないように感じます。最後は京商の批判になってしまいましたが、是非これから頑張って頂きたいとも思っています。

ここでようやくマシンの紹介になりますよ。

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サイズはかなりでかいです。これならいろいろやりたい事も出来ると思います。

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Fウイングの形状も文句なしです。よくFW14の特徴を捉えていると思います。

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迫力あるフロントビューです。

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ウイングステー・ディフューザー・テールランプと抜かりなしですね。

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リヤウイングの下までカウルがあるのがいいですね。

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サイドもいい感じに特徴を捉えていますね。

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EP仕様なのでボディに余計な穴がないのがいいです。

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コクピット手前のウインドシールド・バックミラーもキッチリ再現されています。

では車体の方をチェックしましょうか・・・

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モーターが小っちゃく見えます。これならかなりメカ搭載・改造に自由がありそう。

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当時のF1のRCとしては抜群の完成度のサスです。

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リヤも同様でギヤBOXも結構コンパクトですよ。

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今は当たり前のブレーキディスク・キャリパー(もちろんダミー)も当時としては画期的な再現です。

という風にこのマシンは「速く走る」というマシン作りではなくて1/10では出来なかった細かい所を再現してまるでスケールモデル作りの発想で作り込みされています。私のマシン作りと同じ考え方ですね。RCは走らせる時以外は意外と「飾っておく物」という発想でどうせ飾っておく物ならばカッコよくしようという考え方。

とまあ、いろいろと褒めてきましたけどやっぱり改良点はあります。それは次回以降という事にしましょうか。

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前に入手した現在の京商の1/10FW14タイプのボディとの比較です。

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さらに1/10シャシーとの比較です。1/8はやっぱりデカいですね。後ろの1/10ティレル020は未組み立てです(ちょっとだけ自慢入ってます)。


ではまた次回をお楽しみに・・・。

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