タミヤ ワイルドワンオフローダー2号機 (tamiya wild one off-roader) フロントの組立・2・・・の巻 [ワイルドワン2号機]
みなさんこんにちは、トレサス企画で~ございます。
満を持して製作を開始したワイルドワン2号機ですけど、今回はダンパーステーを製作しました。といっても今までに製作したシャーク改やワイルドワン1号機とそんなに雰囲気は変わりません。
しかし今回はちょっと細かく解説していきたいと思います。順序を踏まえていけばそんなに難しくないのを感じ取って頂ければ幸いで、と同時にこの製作方法はあくまでも私流なので皆さんのマシン制作の参考になればとも思っています。
まずはチャンプ用アクスルのダンパーステー部分を切り取ります。
この作業は実は結構「勇気」が必要です。私は慣れているので何の躊躇もなく切断しますが最初にやった時はドキドキしました。「もう後戻りできない」という感覚ですね。切断方法はルーターにて傷を付けていきまして途中で手でパキっと「折ります」。後はヤスリで整形していきます。
これはノーマルのステーの位置に付ける「立ち上げパイプ」用のベースになります。市販のブラケットにM4タップをたててM4寸切りを適当にカットしたのを入れてます。これに真鍮Φ5パイプが入ります。
今回は今までとちょっと思考を変えてステーの斜めパイプに「骨(M3寸切り)」を入れます。
こんな感じになります。まずはアクスルに穴を開けてM3タップをたてまして市販の90°ブラケットを付けます。次にM3寸切りを適当にカットし90°に曲げてブラケットに仮接続。ダンパーの最大ストローク(伸びきった状態)の位置と先程の立ち上げパイプとの接点を寸切りの長さにて調整します。
後はブラケットから寸切りの曲げ部分を測定しΦ5パイプを加工してくとこんな感じになります・・・
ここまで出来たら最後に下からの立ち上げパイプを加工して仮に取り付けます。あとはフラックスを塗ってロウ付けしていきます。ロウ付けしてはみ出た部分を整形したのがこちらになります。
もちろんブラケットとパイプの接合面もロウ付けしています。中に骨(寸切り)が入っているのでロウがパイプ内部にも入っていって強度もバッチリのダンパーステーの出来上がりとなる訳です。これを車体に取り付けると・・・・
いかがですか?簡単?でしたか?材料と道具があれば意外と簡単にできると思います。ポイントはやはり寸切りを入れる事でして私も最初の頃は直接ブラケットにパイプをロウ付けしていましたが、強度がでなくていろいろ考えた末にこの方法にたどり着きました。これからこのような加工に挑戦する方はこの方法をベースに自分なりの「強度」の出し方を考案していって頂ければなと思います。
次はいよいよバンパーの製作をしてバンパーも完成したら一気に塗装をしていきたいと思います。
では次回もお楽しみに!
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満を持して製作を開始したワイルドワン2号機ですけど、今回はダンパーステーを製作しました。といっても今までに製作したシャーク改やワイルドワン1号機とそんなに雰囲気は変わりません。
しかし今回はちょっと細かく解説していきたいと思います。順序を踏まえていけばそんなに難しくないのを感じ取って頂ければ幸いで、と同時にこの製作方法はあくまでも私流なので皆さんのマシン制作の参考になればとも思っています。
まずはチャンプ用アクスルのダンパーステー部分を切り取ります。
この作業は実は結構「勇気」が必要です。私は慣れているので何の躊躇もなく切断しますが最初にやった時はドキドキしました。「もう後戻りできない」という感覚ですね。切断方法はルーターにて傷を付けていきまして途中で手でパキっと「折ります」。後はヤスリで整形していきます。
これはノーマルのステーの位置に付ける「立ち上げパイプ」用のベースになります。市販のブラケットにM4タップをたててM4寸切りを適当にカットしたのを入れてます。これに真鍮Φ5パイプが入ります。
今回は今までとちょっと思考を変えてステーの斜めパイプに「骨(M3寸切り)」を入れます。
こんな感じになります。まずはアクスルに穴を開けてM3タップをたてまして市販の90°ブラケットを付けます。次にM3寸切りを適当にカットし90°に曲げてブラケットに仮接続。ダンパーの最大ストローク(伸びきった状態)の位置と先程の立ち上げパイプとの接点を寸切りの長さにて調整します。
後はブラケットから寸切りの曲げ部分を測定しΦ5パイプを加工してくとこんな感じになります・・・
ここまで出来たら最後に下からの立ち上げパイプを加工して仮に取り付けます。あとはフラックスを塗ってロウ付けしていきます。ロウ付けしてはみ出た部分を整形したのがこちらになります。
もちろんブラケットとパイプの接合面もロウ付けしています。中に骨(寸切り)が入っているのでロウがパイプ内部にも入っていって強度もバッチリのダンパーステーの出来上がりとなる訳です。これを車体に取り付けると・・・・
いかがですか?簡単?でしたか?材料と道具があれば意外と簡単にできると思います。ポイントはやはり寸切りを入れる事でして私も最初の頃は直接ブラケットにパイプをロウ付けしていましたが、強度がでなくていろいろ考えた末にこの方法にたどり着きました。これからこのような加工に挑戦する方はこの方法をベースに自分なりの「強度」の出し方を考案していって頂ければなと思います。
次はいよいよバンパーの製作をしてバンパーも完成したら一気に塗装をしていきたいと思います。
では次回もお楽しみに!
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2014-01-27 20:08
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こんばんはです。トレサス企画さんのブログ更新が楽しみなアタック野郎でごさいます。今回の記事も興味が湧くネタで感激しています。僕のアタックバギーもフロントをチャンプ仕様に変更しようか本気で悩んでます。材料と道具と少しの勇気が揃ったらアタックしてみます!次回の記事も楽しみに待ってます(≧∇≦)
by アタック野郎 (2014-01-27 22:13)
アタック野郎様
コメントありがとうございます!トレサス企画で~ございます。
今回の記事にて感激していただきありがとうございます。わざわざ工程まで記事にした甲斐があります。尚、マシン製作関係のパクリは全然OKですよ!(既に結構パクられてますので)私がビックリするくらいの製作方法やマシンを期待していますよ。
材料とか工具に関して知りたければまた連絡くださいね(左の連絡フォームを使ってもいいです)。
これからも応援よろしくお願いします。
by tuyo (2014-01-27 22:57)
こんにちわ♪新しいマシン楽しみです!私も粛々とワーオフいじってますが、アップする画像が溜まってしまって混乱してます(笑)
やはりトレーリングアームとアルミダンパーの組み合わせは一日中眺めても飽きませんね♪
楽しみにしております~!
by 月の輪 (2014-01-29 16:47)
月の輪様
コメントありがとうございます。ある意味2号機は私自身が一番完成を楽しみにしていると思っています。完成時のイメージが自分でもまだ出来ていないですから・・・どうなるか楽しみです。
月の輪様のワーオフの作業も進んでいましたか~、完成を楽しみにしていますよ!
私も月の輪様と同様にチャンプサスが大好きでして、現在凍結している「オリジナルバギー」でもチャンプサスを搭載予定です。
お互い力を入れすぎずに頑張っていきましょう!
by tuyo (2014-01-29 20:00)
こんばんは
チャンプのFサスを他の車に流用するなんて
想像もしなかったです
素晴らしい!
金属パーツの美しさを旧車に求めています
イイ刺激を頂きました
有難うございます
by k-hirata (2014-12-14 19:14)
k-hirata様
コメントありがとうございます。
私の場合、ワイルドワンをダブルトレーリング式にしたい!という欲望から始まりましたよ。最初はサスアームのみを移植した訳ですが、これならサス一式を移植できるのでは?と思ってやってみたという訳です。
製作は案外簡単にいきまして、カッコも実車に近いのでアタック&ワイルドワンには最適のフロントだと私は思っています。
発想の原点は「欲望」にあるのでは?と思っていていまして、k-hirata様にも是非とも欲望(願望)を持って自分のマシンを見てみてください。必ず不満点が見つかるでしょうから・・・
不満点が見つかったら「どうすれば解決するか?」を自分なりにアイデアを出してみて下さい。
とまあ、偉そうな事言ってますが、単なる思いつきだったりしてますが・・・。
by tuyo (2014-12-15 22:48)