京商 スコーピオン復刻について・・・ [一言物申す]

みなさんこんにちは、トレサス企画で~ございます。

今回はトレサス企画にしては珍しく京商の記事になります。京商といえば私もサンドマスターにてお世話になりましたが、とうとう京商も「復刻・再販」ビジネスに首を突っ込んでしまいましたね。

スコーピオン復刻!という事で往年の京商ファンの方々には吉報となりますが、当時の京商のマシンは「速い」のですがスタイルが・・・というイメージがあります。スコーピオンやトマホーク、そしてオプティマから初代アルティマあたりまでは素直にかっこいいと思えるスタイルなのですが、その後のマシンは正直いうとマニア向けというかレース志向の強いデザインでして、私のツボとはちょっと離れていました。

実を言うとトレサス企画でもスコーピオンの部品は集めていた時期がありまして、材料が揃ったら復元計画がありました。が、スコーピオンは結構な人気車種でして、完成させるには結構な金額が掛かります。という事で半ば諦めかけていた所にこの復刻情報となった訳であります。

タミヤは早々に再販ビジネスを始めた訳ですが、京商は再販に関してずっと沈黙を守ってきました。おそらく再販ビジネスはリスクが大きいと捕らえたんでしょうね。一昔前の京商であればタミヤが動けば京商も動くといった印象で、乗用車でいうとトヨタとホンダの関係に近いと思っていましたが、最近の京商の動きはタミヤを完全に無視してむしろ海外メーカーの動きや私たち一般ユーザーの動向・流行を探っているように思えます。

インターネットの普及によって私達のような素人がいろいろな改造・製作をし公表する事によって今までメーカーが知り得ない様な細かい要望の情報も知る事が出来てなおかつ自分達の商品に反映させるといったいわゆる会社内の「企画・開発」部門的な役割となっている訳であります。

しかし今回のスコーピオン復刻の直接のトリガーは「RC10復刻」では?と思っています。

いわゆる「RCブーム」の核になっているのは間違いなく今の30代後半から50代でして、案外人口も多いのです(団塊Jr世代)。つまりこの世代をターゲットにするのが王道なのですが、最近はハイエンドマシンだけでは客層の幅の広がりには限界があります(ブームがくれば別ですが)。という事でドリフト関係やクローラーといった新しいジャンルでブームを作りより若い世代を取り込もうと各メーカーが必死になっている中で唯一タミヤのみが「懐かしいマシン」を再販しそこそこ注目を集めています。タミヤの狙いはズバリ「団塊Jrの子供世代」でして、親(団塊Jr世代)が懐かしいといって購入した復刻マシンにその人の子供にも興味を持ってもらうというのがタミヤの狙いではないでしょうか?と思っております。

タミヤのマシンは初心者向けが多くてRCを始めるにはもってこいのマシンが多いのでこの再販ビジネスが成り立ちますが、レース思考の強い京商のマシンにはリスクの大きい方法であります。そこでの「RC10」再販です。「RC10」といえば私達には憧れのマシンでして、大人になった今なら手が届くはず・・・です。

「RC10」再販でどういう現象がおきるか?というと当然「再販マシンによるレース」が可能になります。タミヤ製マシンだけでは物足りなかったレースがRC10の存在によってより盛り上がります。ここで京商としてはこの流れに乗るという形でスコーピオン復刻となった訳?であります(これはあくまで私流のシナリオですけど)

ここで京商に提案なのですが、スコーピオンといえばトマホーク。案外トマホークは人気がありまして復刻されれば間違いなく売れると思います。が、発売する時期を見極めてほしいものです。さらにいうとオプティマももちろん復刻になると思いますが、できればチェーン仕様とベルト仕様(耐久性重視)といった現代に合わせた変更も面白いと思います。最近はタミヤの再販ペースも落ちてきてそろそろ頭打ち?(イグレス出したし)という中での復刻ですのでモタモタしていると旧車ブームも終わってしまいますし、販売ペースが短過ぎると購入者が追いつかないしという難しい時期でのスコーピオン復刻となりますけど京商には是非とも頑張ってほしいものですね。


ではまた次回をお楽しみに!

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