タミヤ ファルコン (tamiya falcon) フロントを移植してみた・・・の巻 [ファルコン]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

今回もファルコン2号機の製作の続きになりますが、正直あまり作業に集中できていません。理由は後程わかりますがとりあえず前回紹介したスーパーファイターG(DT-02)のフロント移植をやってみました。

まずは材料です。

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これは過去にオークションにてファルコンを収集していた時に付属していたバンパー用のブラケットになります。当時のサードパーティ物になりますが、バンパー自体はありません。これにDT-02のバルクヘッド用に新たに穴を空けまして取り付けるとこうなります。

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んー・いいですね。思ったほどオリジナルのファルコンの雰囲気は壊れていません。当たり前ですがステアリングのサーボホーン・ロッドはDT-02用でございます。

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これだけでは強度不足になりますのでブラケットを製作してシャシーとバルクヘッド上部を連結する予定です。

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裏です。今は仮組みなので後でビス穴を皿加工します。

フロントに関してはブラケットとバンパーを製作してダンパーを付けると完成かな?という感じになります。



いきなりですがここでちょっと新コーナー?になります。最近私が「ハマった」物についてちょっと記事にしてみたいと思います。

私はもともとそんなに趣味の多いタイプではありませんが、6~7年前に「ミニ観葉植物」にハマリまして現在でもハイドロカルチャーで植物を何種類か育てています。

ガジュマル・パキラ・テーブルヤシ等がありますが、サイズが小さいのでいろいろな場所に置けて便利です。そして2~3年前に「アクアテラリウム」というものを知っていつかやってみたいなーと思っておりました。

一応ご存知ない方に説明しますが「アクアテラリウム」とは?・・・普通のアクアリウムは水槽に魚と水草を入れて「水中」を再現して飼育しますが、アクアテラリウムはそれに陸上植物を追加する方法で、水槽内に「陸上部分」をつくり水槽内に沼や湖の水際?陸上部分と水の境目を水槽内で再現するという飼育方法です。

魚が動くので画像がうまく撮れないのですがこんな感じです。

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初心者丸出しの感じですが現状には満足しています。右奥側には陸上植物を植えています。最初は植物メインで生体はメダカくらいでいいか?と思っておりましたが、やはり生体は面白くて陸上部分はちょっとしかありません。

この水槽は45cm水槽ですがつい先日まで小さい水槽(水量6L位)で飼育をしていました。しかし生体の魅力にハマリ初心者にありがちな「生体をドンドン増やす」行為をしてしまい過密飼育になってしまい・・・画像の水槽となった訳であります。


ここからは水槽の紹介になります。右奥(私が一部写り込んでますが)にはちょっと大きめの流木を入れてその上に陸上植物を植えていますが土台は¥100ショップの小物入れでしてルーターで加工して流木の形に合わせています。土台の上にウールマットを敷いてソイルを入れて植物を植えています。これで流木の下に空間ができまして、そこにヒーターとポンプを配置しました。ポンプは配管(チューブを挿して5箇所に分岐可能)によって上まで水が上がってくるのでチューブで好きなところに水をまわせます。私は陸上植物の根の部分と流木の上(ウィローモスを濡らすため)と水中に酸素を送る意味で上に向けてピューっと水面に水を落としています。

とりあえず今回はここまでとします(書き出すと長くなってしまいますので・・・)が次回は生体を紹介していけたらいいなと思っています。ラジコンとアクアなブログ?になるかも?知れませんがこれからもよろしくお願いします。








タミヤ ファルコン (tamiya falcon) もう一台製作してみる・・・の巻 [ファルコン]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

先日ソニックファイターを製作・完成させて一段落させたところですが、何か物足りなさを感じていました。それはなぜかと問うならば・・・自作部品を製作していない。確かにノーマルとはちょっと違う部分はありましたが当時物OPパーツを説明書通り取り付けただけ・・・当ブログ内のアタックバギーやワイルドワンの様な「作り甲斐」のあるマシンを製作してこそトレサス企画らしさでは?と再確認しました。という事でファルコンを再製作となった訳でございます。

今回は画像は2枚しか用意していませんので今後のマシン作りの展望を記事にしていきたいと思います。

ファルコンに関しては2台分とジャンク物(リヤサスアームが欠品)と当時物OPを所有していました。前回は当時物OP装備のマシンを製作し旅立っていきましたので今回は残り物を料理する事になります。ただ・・・前述した通りノーマルを組み直す普通の「レストア」ではないのでご期待ください。

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現状のマシン状態はごく普通のファルコンでこれからいろいろと改造していきます。このブログをいつも見ている方は分かると思いますが私の場合「純正レストア派」の方々からすると反則技になる・・・「他車のパーツをブチ込む」という反則技を平然とやってのけます。今回はフロント一式を・・・

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スーパーファイターG(DT-02)に変更予定です。目的はトレッドの拡大。もちろん純正アームでも出来なくはないのですが、デビューしたてのスーパーファイターGを見た時にフロントがファルコンと同じ処理(アッパーアーム内にダンパーを通す)だなーと思いいつか手持ちのファルコンに取り付けてみようと思っていました。今回はいい機会なのでこれをブチ込みます。

リヤもいろいろ考えてはいますがそんなに目新しいネタでもないと思うので今回は省略しますが、ヒントを一つ・・・タミヤの再販モデルのラインナップにブリッツァービートル・スタジアムブリッツァー・スタジアムサンダーというボディ違いのビッグタイヤ系マシンがあります。これ実はファルコンと同じシャシーを使用しています。当時はシャシーに名前(型式・・・例えばTA-01等)が付いてなかったのですが、昔からタミヤはシャシーをいろいろ使い回しでマシンを発売しています。ファルコンとの違いはリヤサスの形式(トレーリング式からWウィッシュボーン式)とフロントはバルクヘッドからサスアームまで違います。つまり作る気になればリヤをWウイッシュボーンのファルコンをわりと簡単に製作できるという事です。

目標は世界一カッチョいいファルコン・・・大きいようで小さい目標で頑張っていきたいと思っています。


では次回をお楽しみに。



タミヤ ソニックファイター (tamiya sonic fighter) ボディを仕上げてみた・・・の巻 [ソニックファイター]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

車体が完成したソニックファイターですが、今回は楽しい作業・・・そう「ステッカー貼り」作業になります。

とりあえず現状はこんな感じになります。

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ホイールはとりあえず手持ちのアトラスディッシュタイプにしましたが、ちょっとバギーとしてストレートすぎる?と感じたのであくまで仮で装着しています。(まともな物が他にありませんでした)

ドライバーは適当に塗装(本当に適当)してなんとなく雰囲気が出てればいいかな?という感じです。

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やはり塗装で塗り分けただけでは何か物足りない感じがしますね。

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クリヤーを吹いているので青の部分が特にツヤがあります。ある意味プラボディの魅力でもあります。

ここからいよいよ仕上げとしてステッカーを貼っていきます。在庫のステッカーをいろいろ考えながら貼っていくとこんな風になりました。

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いかがですか?塗装だけの状態よりも「締まって」見えます。アタックバギーの時の反省も兼ねてステッカーは「必要最低限」の量を心掛けています。

ここでちょっとステッカーの効果について考えてみました・・・カッコイイマシン作りの為にはステッカーは絶対に必要になります。あくまで私流の考えですが、今回の様に適当に塗り分けしたボディでもステッカーの色や大きさを考えて「適切」なステッカーを選択していけば大体いい感じに仕上がります。ポイントはボディの色とステッカーの色を反対色にして「どうやればステッカーが目立つか?」を意識すれば失敗はなくなると思います。

ちょっと極端な意見をいうと・・・ボディ単色塗装でもステッカーさえちゃんと貼れば「カッコよく仕上げられる」という事になります。最近はファイヤーパターンのステッカーもあるのでボディ単色塗装でステッカーで全て仕上げるのも簡単にできると思います。

さらにいうと「塗り分けが失敗した場合」でもステッカー貼りでなんとなく仕上がる場合もあるという事ですね。私の経験上・ステッカーはいろいろな大きさ・種類があった方がいいです、選択肢が増えますから。後はバギーに限った事で言えば、日本企業のステッカーは貼らない方がいいですよ。


ちょっと上から目線の生意気な事を言ってしまいましたが、私の少ない経験からみなさんのマシン作りの参考になればと思ってあえて書かせていただきました。

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ノーズの先端にはタミヤマークの「日の丸タミヤ」部分のみを貼ってみました。

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横から見るとなんとも不格好なボディですが・・・

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こういうアングルや・・・

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こういうアングルから見ると味があり結構カッコイイです。なんとも不思議な形状です。

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やはりちょっと斜め前の上からのアングルが一番迫力があってシックリきますね。

メカも積んであるので走行して記事にしますが、まだ雪が・・・またいつか記事にしますので・・・では次回もお楽しみに。






タミヤ ソニックファイター (tamiya sonic fighter) 車体を組立てた・・・の巻 [ソニックファイター]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

今回はソニックファイターのレストアを開始して2回目の記事で作業的には中盤戦になります。

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各パーツを塗装してみました。車体はベース色のシルバー・その他はつや消し黒にて塗装です。ヤフーやグーグルの画像検索にて世界中のソニックファイターを見てみましたが、そのほとんどが純正色でちょっと塗装しても上部ボディのみといった感じでしてあまりビビッとくるものがありません。やはりレアな不人気車なんだと再確認した訳でして・・・ちょっと悲しくもなります。しかしシルバー一色というのもつまらないのでこんな風に塗り分けてみました。

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ブルーメタリックを追加してみました。なんともシンプルでセンスのない塗り分けですが、ステッカーでうまくごまかすつもりでございます。これにクリアー塗装をしまして、ある程度乾燥したところで車体の組立に入ります。

ファルコンと同様にストライカー用としてオークションで入手した当時物OPパーツを一緒に組み立てていきます。そのパーツとは・・・

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前後スタビライザーです。何度も言うようにストライカーとソニックファイターはレア・不人気なのでパーツの入手も意外と簡単(競り合う相手がいない)なのでございます。しかしストライカー用としてのOPパーツはダンパーとスタビくらいしかなくてちょっと寂しい気もしますが・・・。

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組み立てるとこうなります。シャシーを塗装した事によってちょっとは「マシ」に見えると思います。

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説明書がザックリすぎてフロントスタビ取り付けがこれで正解なのかわかりません・・・が一応機能しています。ロッドストッパーの取り付け位置を車体の内部にしました。説明書通りだとボディと接触してしまうので。

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リヤは割とすんなり取り付けできましたが、ピアノ線が長いのでちょっとカットしています。

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なかなかいい雰囲気になってきました。では次回もおたのしみに。





タミヤ ソニックファイター (tamiya sonic fighter) レストア開始!・・・の巻 [ソニックファイター]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

前回のファルコンの製作に引き続き、今回から「ソニックファイター」をレストア・製作していきたいと思います。

なぜ?今更ソニックファイター?・・・かなり前に入手してこのブログ内にて紹介しましたが現在でもタミヤ旧車の中で相変わらず不人気車っぷりでして、ここでちょっとカッコいいソニックファイターを製作して魅力を引き出してみようという事でレストア開始となりました。

ここでちょっと報告?というか近況なんですけど、先日製作したワイルドワンオフローダーは海外の方に譲りました。というのもこのブログを始めた頃から私の置かれている状況(心境)もいろいろ変化してきまして何台かマシンを製作しては国内オークションに出品しありがたい事に落札していただきました。しかし、実際に私の製作したマシンの「本当の価値」は?という疑問が出てきて今回完成の域に達したワイルドワンを出品(ebayにて)してみたのです。

結果からいうと日本での予想価格よりもはるかに高い値で落札してもらいました。正直うれしかったです(ebayの登録や出品作業は面倒でしたが・・・)。私の製作したアタックバギーやワイルドワンは絶対に海外の方には「ツボ」であろうと予想していたので・・・。

これからも個性的なマシンを製作していく予定ですが、基本的には海外の方に譲っていく形になると思います。もちろんマシンが完成したら当ブログ内にて紹介していきますので日本のみなさんにはそこで「なんらかのチャンスがあるかも?」と記しておきます(生意気な言い方ですいません)。

ちょっと話がそれましたが、今回レストアするソニックファイターは譲る気はありません。という事でレストア・再製作開始!です。

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現状はこんな状況でかなり汚いです。おまけにスチロールボディは未塗装状態で日焼けして変色しています。しかし破損箇所はなくてリヤウイングの角が一部削れているだけ(裏面も綺麗)で泥汚れもないのでおそらくアスファルト路面にて1発コケただけと予想できます。

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メカはCPRユニットがポツンと載っている状態でシンプルそのものです。

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バラしてみました。時間的には5分といったところでしょうか?えらいシンプルな作りです。

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ギヤBOXをバラして中をチェックしましたが、状態は良好でした。ボールベアリング(850×1・1150×3)を入れて再度組立てて余っていたヒートシンクをつけました。

次にボディや各パーツを洗浄しボディの塗装(プライマー)を開始・乾燥待ちの間にダンパーを分解しました。

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シャフトをペーパーとピカール師匠にて磨きまして、錆の出ていたバネを磨きました。ついでにオイルを500番に入れ直してOリングも新品に交換し組立たのがこちら・・・

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新品同様になりました。肝はシャフトの傷をなくしバフ掛けした事ですね、これで動作は極めてスムーズになります。

とりあえず今回の作業はここまでになります。次回はボディ・シャシーの塗装と車体の再組立てになると思います。

では次回もお楽しみに。



タミヤ ファルコン(tamiya falcon) 製作開始!・・・そして完成!・・・の巻 [ファルコン]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

今回は久々に引っ張りだしてきたファルコンを製作していきたいと思います。その前に一言・・・この車体は他人に「譲る」予定なので「そういうのが嫌な方」は見ないでくださいね。今後もそういう記事が多々出てくると思いますが、これが私のやりたかった事ですので・・・ご理解ください。

ファルコンを紹介する記事は結構前のブログ創設期にあったのですが、その後もいろいろと絶版パーツを集めていたので今回は一気に取り付けて「超豪華フルOPファルコン」を製作してみようという事で製作開始になります。

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これが全てではありませんが大体これが今回使う物になります。シャシーは当時物としては結構状態が良くて、大きな傷は特にありません。サスアームやギヤBOXも同様です。

前後スタビライザーは入手した際に車体に付いていまして、ダートバーナーズ製です。

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後から入手したパーツ類です。右からミニバンパー・サイドガード・スムーズシャフトになります。

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ここでレアアイテムの「リヤスムーズシャフト」について説明しておきます。ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、このシャフトはなんと「伸び・縮み」します。仕組み自体は簡単な物で棒状のドッグボーンとパイプ状のドッグボーンを合体させて中にスプリングを入れて伸び・縮みさせるという機構の物です。目的としてはシャフトの脱落防止と駆動効率が良くなるといったところでしょうか?実感があるかは分かりませんが当時のサードパーティの開発力・アイデア力を感じる一品です。

画像にはありませんが、ダンパーも当時物を用意しました。多分ユージプロダクト製だと思いますが、ファルコン用ではないかも知れません。

とこれらのパーツ類を組み込んで製作したのがこちら・・・

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ダンパーの青とスタビライザー・サイドガードがインパクト大ですね。

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未塗装だったボディを塗装しました。色はシャーク改の時に使用したスカイブルーアルマイトでステッカーは在庫の物を適当に貼ってみました。

車体にボディを載っけてみると・・・

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こんな感じになりました。タイヤ・ホイールはストライカー用でしてファルコンと同サイズで色違いという事になります。

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私はファルコンのボディが結構好きでして、基本的に直線で構成されているラインなのにノーズ部分だけ曲がりながら落ちていたりしてカッコいいボディです。

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ギヤBOXを囲うバー(黄色いパーツ)はあえて塗装せずに残してみました。ダンパーが青でホイールも白なのでファルコンらしさが消えているのですが、後ろから見ると・・・やはりファルコンです。

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サスアームの取り付けはサスピン(シャフト)を入れてロッドストッパーにて固定しています。純正のネジ込み式ですと当時物のサスアームは「穴が割れる」事がよくあるので。これ実は前オーナーが用意していた物なんですけどね・・・。

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スプリングには若干の錆が浮いています。サビ取り剤で簡単に取れるとは思いますけど。

ウイングのサイドの上?角部分に注目です、塗料が隅まで届いていません。塗装中分かっていたのですが、隅に集中してスプレーすると間違いなく「ムラ」になるのでやめました。重ね塗りを前提とするスカイブルーアルマイトの弱点?ですかね。

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ウインド部分に若干の傷があります。ボディ表面には細かい傷がありまして新品同様ではありません。

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ステッカーが一部変色して剥がれる可能性があります。購入時から貼ってあった物なのでしょうがないかも?

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いかがでしたか?個人的には大好きなファルコン・・・再販ないですかね~。









ウィリアムズFW14 (williams FW14) 企画・材料を調達してみた・・・の巻 [ウィリアムズFW14]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

今回の企画はトレサス企画初のオンロード物・「ウィリアムズFW14」を製作してみようという事で材料をザックリと揃えてみました。

とその前に当時のF1についてちょっと・・・

1987年にフジテレビにてF1放送が始まりましたが、当時学生だった私の場合1988年位から本格的に興味が出てきました。何戦か観ているとやはり好きなドライバーやチームというのが出てきますよね・・・しかし私の場合はマシンの格好良さというのもポイントになってまして、意外にも当時好きだったのと今現在思い返すとカッコいいというのがちょっと変わってきます。F1の歴史を知り、大人目線で見ると好みが変わるという事になりますね。

マシンの外見やカラーリングの好みを言っていくと1987年だとやはりウィリアムズが速くてカッコいいマシンだったのでは?と思います。ベネトンのカラーリングもかっこよかったですね。今思うと「エンジン剥き出し」で走っていた時代の最後の年だったのでは?

1988年はマクラーレンホンダが強かったのですが、翌年の1989年から全車NAエンジンにルールが変わるという事でターボエンジンとNAエンジンが混走していた年でした。マシンのデザインでいうとレイトンハウスやベネトンといったNAエンジン車がパワーが非力な分をマシンバランスや空力でコーナーリングスピードを速くするといった方向性のマシンが登場します。私の好みはレイトンハウスのマシンでした。ちょっと低めのサイドポンツーンとエンジンカウルとコークボトル部分までの空力の処理は今みてもドキっとします。

1989年は全車NAエンジンになり様々な空力コンセプトのマシンが登場します。当時はマクラーレンホンダのマシンのサイドポンツーンの「くびれ」がセクシーだなと思っていましたが、今見るとフェラーリの前期型(639)が超カッコいいですね。斬新的な「カモノハシ」ノーズと空気取り入れ口を思い切って前方にし高さのあるサイドポンツーンとターボ時代を彷彿とさせるドライバー後部のロールバーも剥き出しとかなり個性的なデザインです。何気にアロウズのマシンも好きでして「超」低いサイドポンツーンも個性的でカラーリングも好きでした。

1990年はエンジンパワーに頼っていたマクラーレンとマシンバランスが良いフェラーリとの戦いになります。ドライバーでいうと当時私はセナとパトレーゼのファンだったのですが、やはりマシンの美しさでいうとフェラーリ641/2でしょうね。1980年代ずーっと辛酸を舐め続けてきたフェラーリがいよいよチャンピオンになれる可能性をもったマシンが誕生したのですから、世界中のフェラーリファンがチャンピオンを期待した事でしょう。結局チャンピオンはセナ+ホンダとなる訳ですが、単にエンジンパワーだけで勝てた最後の年では?と思っています。

そして1991年になるとさらに空力が重視されます。ノーズを持ち上げてコルセアウイングにしたティレル019というハイノーズのマシンが登場します。実はノーズを上げるというアイデアは前年の1990年位からありまして、それを大胆に形にしたのがティレル019なのですが、コルセアウイングとノーズ下面の処理が美しくとてもフォードのカスタマーエンジンを搭載していたとは思えないパフォーマンスを発揮していました。マニアックなところでいうと「モデナ・ランボ」のマシンも個性的なマシンでした。ペンシルノーズから角を落としたサイドポンツーンと他にはない雰囲気のマシンでした。

と、1987~1991年までの印象的なマシンを上げてみましたが、この時代はまだまだ個性的なマシンがいっぱいあるのでまた次の機会にします。そして1991年の最高傑作といえば・・・普通に考えるとチャンピオンになったマクラーレンMP4/6なのですが、チャンピオンになった要因はセナの力とウィリアムズに負け始めた夏以降のマクラーレンのマシン開発によるところが大です。まあ、それも含めてのチャンピオンなので疑問の余地はないのですが、ただ単に「いいマシン」となると間違いなくウィリアムズFW14になります。それはドライバーズランキングにて判断できます。1位セナ(96点)・2位マンセル(72点)・3位パトレーゼ(53点)・4位ベルガー(43点)で注目は3位がパトレーゼだという事です。つまり、セカンドドライバーの順位が純粋なマシン能力を示していると私は思っています。(ドライバーの運転スタイルとマシンとの相性もありますが・・・)

いろいろな歴代F1マシンが存在する中で私が一番好きなマシンというのがウィリアムズFW14でして、デザイナーは現在はレッドブルにていかんなく手腕を発揮している「アドリアン・ニューウィー」。FW14は彼の地位を不動の物にしたマシンともいえます。

このマシンの好きな理由を一言でいうと「全てのバランスが良い」に尽きます。いかにもバランスのいいマシン形状・ウイングに頼らないダウンフォース・カラーリングの完成度・ピックアップが良くトルクのあるルノーエンジン・コーナーリングの速さ・マンセルとパトレーゼのコンビ・という事で特徴を上げるとキリがありません。圧巻のレースはマンセルが圧勝したイギリスGPとパトレーゼがセナとプロストを1ラップ中にオーバーテイクしたドイツGPですかね?

という事で私の大好きなFW14を製作すべく材料を集めてみました。

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とりあえずこんな感じです。おそらくタミヤのF102やF103辺りを想像された方もいると思いますが。トレサス企画の場合はダイレクトドライブはありえません。

FW14をRCにする(4輪独立)計画はかなり前からありましたが、ボディはタミヤ製で行こうと思ってました。が・・・京商からこんな物が発売になっていました。

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京商のKF01の90年代のマシンを模したボディです。もちろん形状はFW14を模しています。

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しかし残念な事にサイドポンツーン後部にエンジン用の凹凸があります。いかがなものか・・・。

まあ、なんとかなるでしょう・・・という事でシャシーを入手しました。

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京商のレアマシン、1/10F1・Cカーシリーズ(もちろん廃盤)の車体です。このブログにて私のRC歴を記事にした事がありますが、かつて学生時代にこのシャシーのマクラーレンMP4/5bを新品で購入しちょっと走らせていました。このマシンの魅力は走行性能ではなくて、リアルな形状の4輪独立サスにあります。タミヤでいうとF102位の時期に京商は4独サスのマシンを発売していたんですね。(ちなみに家の前で走行させていた時にどこまでいけるか試してノーコンになり、80m先位の交差点までノーコンのまま直進したという暴れん坊でした。必死に走って追いかけた記憶があります)

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フロントサスはもちろんWウィッシュボーンですが、ダンパーを動かす機構はプルロッド形式です。

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アームの形状はロアアームが幅が広くていい感じに対してアッパーアームがなぜか幅が狭くなっていて・・・なんとかしたいポイントですね。あとはアームの付け根の位置をちょっと直すといけるかも。

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リヤのサスもプルロッド形式でしてFW14は前後ともプッシュロッド形式です。プッシュロッドに改造しようか思案中です。リヤは案外このままでもいいかなと思っています。

フロントのサス形式に納得がいかなかったので購入したのが・・・

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クロスの初代?ファイヤーフォースです。このマシン・フロントは独立サスでリヤがDDというマシンです。

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もちろん私が使うのはフロントのみでして、プッシュロッドサスをいただきます。

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マシンを眺めていると今度はフロントウイングに不満が出てきました。そう・・翼端板の形状がFW14は独特の形状になっております。という事でここはタミヤのFW14用を購入しました。

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分かりますか?翼端板の形状の違いが。

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さらにいうとFW14はウイングの真ん中の部分がほんのちょっと高くなっています。

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リヤウイングはファイヤーフォースのものがFW14に近いのでこれを使います。

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ステッカーは右がタミヤ製で左がFW15にも対応するステッカーを購入しました。

FW14を製作するにあたって参考にする物・・・

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1/43のFW14bです。何個かメーカー完成品の1/43を所有していますが、もちろんFW14もあります。これとPCに保存してある画像を参考し製作していきます。完成時期はビートル同様「未定」ですのでぼちぼちやっていきたいと思っています。











































タミヤ ワイルドワン オフローダー (Tamiya wild one off-roader) 完成(completion)・・・の巻 [ワイルドワン]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

完成したワイルドワンオフローダー、今回は今までのおさらいとして製作・改造ポイントの紹介記事になります。

まずは完成画像です。

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カーナンバーを入れてテールに小さいステッカーを追加しています。

基本的はマシンの仕様は「フルベアリング」「モーターはノーマル」「ステアリングサーボ(三和製)セッティング済み」という仕様です。

では改造ポイントを紹介していきます。

まずはこのマシン最大の特徴であるフロント周りです。

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基本的にバギーチャンプサスですが、アクスルのダンパーステー部分を切断し、フロントメンバーの材質をアルミパイプから真鍮パイプに変更しています。

バンパーは真鍮パイプによるロウ付けで曲がりの部分には中にM4ビスの切って曲げた物が入っています。

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裏からだとこうなります。シャシーとアクスルはアルミ板を加工したブラケットで接続しています。

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ステアリングはアバンテレーシングステアを基本にいろいろ改良して取り付けしています。サーボは中古の三和製です。

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コクピットはアタックバギーを使用し、シートベルトを布地から製作しています。ネットは上はバーに巻きつけて・下はポリカ板のブラケットにマジックテープを付けて固定します。ルーフを外すと完全にノーマル状態にする事ができます。

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タイヤを外すとこうなります。サスの構造がよく分かりますね。

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サスアームは新品ですが、アップライトは当時物の中古です。

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リヤサスはブラケットを製作してダンパーを2本にしています。2本目のダンパーはホーネットのリヤ用です。

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スペアタイヤを搭載するブラケットをポリカ板から製作しタイヤの取り付け穴を2箇所にしてタイヤの角度を変更できます。

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ハンドルバーを製作しています。

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ハンドルバーにはナットもロウ付けしていますので実際にスペアタイヤを固定する役割になっています。

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リヤのサイドパネルをポリカ板より製作しました。

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テールランプとリヤアンダーパネルを製作しています。

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ルーフ上の4連ライトを市販の物を改造して製作しました。

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ボディ裏は説明書通り、メッシュテープを貼っています。

マシンと改造ポイントの説明は以上になります。

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いかがでしたか?ここでおまけ画像です。



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基本的には同じコンセプトですが、細かい部分は結構違いますね。どちらも個性的でいいのでは?と思っています。次回は新企画始動?・・・実はまだ何も決まっていませんので次回もおたのしみに。


























タミヤ ワイルドワン オフローダー (Tamiya wild one off-roader) 製作中・6・・・の巻 [ワイルドワン]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

前回でほとんど完成したワイルドワンオフローダー、今回はスペシャルなパーツを製作してみました。

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ルーフ上に取り付ける4連ライトです。ワイルドワンの最初の記事にてチラッと見せていましたが、このマシンをより個性的にするアイテムでございます。

私が加工したのはライト下のバーに付けるブラケット(カイダック製)と後方に伸びるバーをロウ付けしました。今回は最初に宣言した通り純正の赤いバーを活かすカラーリングですのでもちろん赤に塗装しました。

後方の取り付けバーにはM3ロッドエンドを付けています。

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車体側はツインダンパー用ブラケットに穴を開けておいたのを使用します。

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取り付けるとこうなります。取り付け・外しは実に簡単でして、前方のバーにパチンとはめ込み後方のロッドエンドを上から差込ます。あとは化粧ナットを付けて完了です。


次にスペアタイヤを載せるブラケットを改良しました。

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ギヤBOXに固定する箇所を2箇所にし強度UPしました。これによって転倒時にスペアタイヤがバンパー代わりになってショックを吸収してくれます。ついでに穴を追加してタイヤの角度を前までの「水平」とバーに沿って「後ろ下がり」とを選択できるようにしました。

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後ろ下がりにするとこんな感じになります。


さあ、次は・・・・

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なんだか分かりますか?これ実は「テールランプ」でして、いつもこのブログを見ている常連様はご存知でしょうけど、バハキング(チャンプ)でやったのを改良してみました。

製作方法はいたって簡単でして、長さの違う2本のΦ8のパイプをロウ付けして「門松」形状に切断して市販の板状のブラケットにロウ付けしています。

取り付けるとこうなります・・・

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かなり個性的なリヤになりました。最初はシルバーに塗装したのですが、どうみてもマフラーにしか見えなかったので急遽赤に塗装しました。

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レンズは¥100ショップの自転車用反射鏡でしてバハキングの時はルーターで削って丸くしていたのですが、今回は熱したΦ8パイプをグーっと反射鏡に押し付けてパイプ内部に残ったのを取り出しています。よって加工時間は赤とオレンジ4個で10分くらいでできました。

一応予定していた物は付いたので99%完成となりました。という事でマシン全体画像になります。

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前回から一番変わった横からのシルエットになります。かなり個性的になりました。

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次回はいよいよ完成記事になりますので次回もお楽しみに。
















タミヤ ワイルドワン オフローダー (Tamiya wild one off-roader) 製作中・5・・・の巻 [ワイルドワン]

みなさんこんにちは、トレサス企画でございます。

今回はボディとパネル類を製作・塗装・ステッカー貼りまで仕上げてみました。まずは塗装まで終えた状態からご覧下さい。

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赤とシルバーにこだわってみました。一瞬「んー!」と思う方もいると思いますが、仕上げまで我慢して見てくださいね。ちなみに赤はPS-37のフロストレッドにシルバー塗装です。説明にはフロストレッドの後にPS-41ブライトシルバーを吹き付けて下さいとの事ですが、手持ちがなかったので普通のシルバーです。現物はメタリックのワインレッドという感じです。

そしてバンパーを塗っているあたりから気づいていたのですが、赤にシルバーの組み合わせ・・・そう、「ウルトラマンカラー」になっています。つまりこのマシン・・・宇宙警備隊の社有車のオフロードバージョンといったところでしょうか?

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サイドのパネルには菱形にカーナンバー用のスペースを作りました。

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リヤアンダーパネルもポリカ板で製作しました。ポリカ板は金属より加工が簡単なのでスリット加工も楽に出来ました(仕上げは汚いですが)。ビス(M2.6)は手持ちがなかったので今は付けていません。


さあ、このウルトラマンカラーにステッカーを貼っていくとどうなるか?ではご覧下さい・・・。


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ちょっとだけウルトラマンっぽさはなくなり?ましたね。ではこのマシンのステッカー貼りのポイントを紹介します。


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基本的にはキット付属のステッカーを使用しましたが、大人の事情によりなくなった「BFGoodrich」をあえてメインにしてみました。

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キット付属の小さめのステッカーはこのポイントに集めました。

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サイドパネルには「WILD ONE OFF-ROADER」のステッカーを「あえて」ダンパーで隠す様に貼っています。

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シャーク改の時もそうでしたが、マシンの先端(ノーズ部分)にはリスペクトの意味でタミヤマークを貼っています。このマシンのノーズ部分・・・F1でいうとマシンの先端・・乗用車でいうとボンネットの先端はその車を作っているメーカーにとってとても重要な部分でしてここに貼るステッカー(エンブレム)はその車を製造したメーカーやチームを象徴する場所という事になります。

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リヤアンダーパネルには「TREZAS RACING」を入れさせてもらいました。

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ボンネットにはワイルドワンのロゴマークを貼りましたが、キットにはなぜか大小2つのロゴマークが付属しています。控えめ目な性格の私は小さめのステッカーを選択しました・・・。

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この時点でほとんど完成なのですが、あとはちょっと「スペシャルなパーツ」を搭載して完成となりますので次回もお楽しみに!。
















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